不動産総合実践塾

カリキュラム

基礎講義(2024年度)

各科目(講義)で不動産業務に必須の実践的な知識と実務の基本(実態)を習得していただきます。

科目名 講義数 講師 所属/役職
不動産に関する法律の基礎
(売買・賃貸借・相続)
全9回 大森  剛
甲斐 一真
弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所 代表社員弁護士
弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所 弁護士
不動産と税金
不動産に関わる
税金の概要と実務
全6回 川嶋 喜弘
仲山 茉以
税理士法人 川嶋総合会計 代表社員
税理士法人 川嶋総合会計 税理士
建築総論
建築の概要と実務
全9回 野村 正樹
三輪 泰之
株式会社ローバー都市建築事務所 代表取締役・一級建築士
要建設株式会社 代表取締役社長
不動産の流通と
空家有効活用
全7回 西村 孝平 京都府宅建業協会会員
株式会社 八清 取締役会長 宅地建物取引士
不動産に関する法務問題
司法書士業務の
理論の概要と実務
全6回 渡邉 善忠 司法書士法人渡辺総合事務所
代表 司法書士
不動産表題登記
不動産登記情報の有効活用
全3回 信吉 秀起 信吉登記測量事務所 所長・土地家屋調査士
不動産鑑定評価
不動産鑑定評価の
理論の概要と実務
全5回 村山 健一 大和不動産鑑定株式会社
京都支社鑑定部長 不動産鑑定士

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講師陣による熱心な開設準備委員会の様子

講師紹介

弁護士法人 梅ヶ枝中央法律事務所 代表社員(弁護士)
(担当)不動産に関する法律問題(理論と実務)

大森 剛

おおもり つよし

略  歴

  • 民間企業での勤務経験(法務関係部署で8年間、うち約2年間は米国子会社に駐在)があり、民間の業務感覚も持ち合わせた国際通の弁護士です。
  • 梅ヶ枝中央法律事務所は、大阪、東京、京都の三拠点において20有余名の弁護士が在籍し、一般民事から企業法務まで幅広い分野を取り扱う総合法律事務所です。

講師抱負

1年間の講義で、不動産に関連する法律知識全般を体系的に学び習得して頂くことが、本講座の主眼です。

また、実際の不動産関連事件を題材にした講義により、不動産事件(問題)に対する法律面からの理解と対応力も付けて頂ければと思います。

講義科目

不動産に関する法律の基礎(売買・賃貸借・相続)

弁護士法人 梅ヶ枝中央法律事務所(弁護士)
(担当)不動産に関する法律問題(理論と実務)

甲斐 一真

かい かずま

略  歴

  • 法科大学院在学中に司法試験予備試験と司法試験に合格し、同大学院中退後、司法修習を経て梅ヶ枝中央法律事務所に所属。
  • 京都及び大阪を活動拠点として、不動産訴訟・不動産関連契約実務に携わる外、企業からの契約書のリーガルチェックや、知的財産法から遺産分割事件まで、幅広い業務分野を取り扱う。

講師抱負

実務家の視点を交えた不動産に関する法的知識を習得することで、書籍による学習から一歩踏み込んだ実務的な知見を獲得することが本講義の到達点です。
特に、本講義では、紛争前の対応及び紛争後の対応を横断的に取り扱うことで、有事の際を見据えた実務的な対応とは何かをお伝えできればと考えております。

講義科目

不動産に関する法律の基礎(売買・賃貸借・相続)

税理士法人 川嶋総合会計 代表社員 (税理士)
(担当)不動産に関する税務問題(理論と実務)

川嶋 喜弘

かわしま よしひろ

略  歴

  • 「会計・税務をベースとして、顧客のニーズにあった、心ある提案をすること」を理念とした税理士法人の代表社員の税理士(昭和56年2月税理士登録)。
  • 川嶋総合会計は、昭和34年10月開業(平成14年9月法人設立)、現在、顧客数約200社、総人員16名、京都本社と滋賀で、従来の基本的な会計・税務から、経営分析・相続対策等の分野まで幅広く業務を行っている。

講師抱負

不動産の基本的な税務知識だけでなく、経営支援・相続支援対策等を含めた幅広い分野を分かりやすく解説します。受講生の皆様が、実際の場面で役立つ講習会にしていきたいと思いますので、積極的なご意見、ご質問をお願いします。

講義科目

不動産と税金 不動産に関わる税金の概要と実務

税理士法人 川嶋総合会計(税理士)
(担当)不動産に関する税務問題(理論と実務)

仲山 茉以

なかやま まい

略  歴

  • 川嶋税理士が代表社員の川嶋総合会計に勤務する同会計事務所の主力税理士。
  • 本講義においては、川嶋税理士と二人三脚で、それぞれ得意分野を講義してもらいます。
  • 平成23年より会計事務所に勤務し、平成26年に税理士資格を取得。
    特に、資産税、相続税分野を得意としており、現在は、公益相続支援センター京滋、川嶋総合会計にて活躍中。

講師抱負

不動産の売買、貸借、相続等において必要となる基本的な税務知識をいろいろな事例を含めて、分かりやすく解説します。受講生の皆様からのご意見、ご質問については、丁寧にお応えしていきたいと思います。

講義科目

不動産と税金 不動産に関わる税金の概要と実務

(株)ローバー都市建築事務所 代表取締役(一級建築士)
(担当)建築設計(理論と実務)

野村 正樹

のむら まさき

略  歴

  • 法学部を卒業後、建築を学ぶため建築学科のある大学に編入学し、大学院建築設計学の前期博士課程を修了。
  • 2000年にローバー都市建築事務所を設立後、京都と東京恵比寿にオフィスを構え、京都を中心に全国に洗練された作品を創り続けている。
  • 京都市の建築関係の審議委員等の公職も経験。
  • 最近はメディア出演が多く、京都出身の注目されている新進気鋭の一級建築士である。

講師抱負

1年間の講義で、先ずは、テキストに基づき建築全体の基礎知識を体系的に理解し習得して頂きたい。

次に、各種の建築事例を題材にその特徴等について解説(講義)したいと思います。
また、現地で実際に建物を観察して理解を深める研修も出来ればと考えています。

講義科目

建築総論 建築の概要と実務

要建設(株)代表取締役社長
(担当)建設業務全般(理論と実務)

三輪 泰之

みわ やすゆき

略  歴

  • 要建設は昭和8年(1933年)創業の京都を代表する老舗中堅総合建設会社。
  • 「お客様の満足があって初めて要建設の満足がある」を理念とし、時代背景の変化に応じ、事務所ビルやマンションだけでなく、特別養護老人ホームや介護福祉施設の施工、老朽化したマンション等の大規模改修、免振構造ビルなど様々な建築に携わっている。
  • また、このような実績を積むことで、時代の変化・建築主のご要望に最大限お答えできるよう、新しい技術やノウハウの蓄積にも積極的に取り組んでいる。

講師抱負

建築の構法の概要から建築コスト見積、工事の流れと工程管理、建築工事の式典等についても、実務(現場)の視点から説明(講義)します。
また、「躯体工事中の工事現場」と「完成間近い工事現場」を解説を交えて見学していただきます。

講義科目

建築総論 建築の概要と実務

株式会社八清(ハチセ) 取締役会長
(担当)不動産取引業務(理論と実務)

西村 孝平

にしむら こうへい

略  歴

  • (株)八清(ハチセ)は、京都府知事登録(15)(15回更新)の京都を代表する老舗の宅地建物取引業者で、現在、社員36名、宅地建物取引士(23名)、一級建築士(3名)のほか不動産関連の多数の有資格者がおり、顧客の不動産に対するあらゆるニーズに対応できる企業を指向している。
  • 特に、「京町家の再生販売」では、京都のみならず全国的に有名で、今や、顧客層は海外にも及ぶ。海外の顧客には、海外在住経験等のある語学堪能な社員が数名いて、直接、相談対応できるのが強みである。
  • ご自身は、NHKを始めメディア出演が多く、セミナー講師等の経験も多数あり、全国的に注目されている。

講師抱負

不動産の取引(仲介)業務の流れ(例示:売り・買い情報の取得→売り物件・買い希望の受付→物件調査→営業活動→契約書(物件説明書)作成→契約締結→物件引渡し)に沿って、業務内容と注意点を解説します。

不動産取引業務において良く問題(トラブル)になる事例も出来るだけ多く解説したいと思います。

実務的な講義のほかに、私の40数年に及ぶ業務経験等もお話しできればと思っております。

講義科目

不動産の流通と空家有効活用

司法書士法人 渡辺総合事務所 代表 (司法書士)
(担当)司法書士業務(理論と実務)

渡邉 善忠

わたなべ よしただ

略  歴

  • 平成15年大阪で創業。現在、大阪オフィスと京都オフィスの2か所を拠点に活動。
    「誠実一途」という言葉を信念に、親切、丁寧な対応を心がけて業務を行う。
  • 業務地域は大阪・京都等の関西地域。
  • ご自身は、京都商工会議所会員で、またロータリークラブにも所属。
  • 認定司法書士であり、行政書士、民事信託士です。相続問題を筆頭に過去の相談実績は2000件以上に及び、相続問題のプロフェッショナルとして活躍。
     著書に「最強の遺言」2018年3月発行がある。

講師抱負

不動産登記、商業登記をはじめ、司法書士業務全般について、業務別に分かりやすく説明します。

また、実際の不動産登記、商業登記等の業務実例に限らず、成年後見制度や、遺言、家族信託など生前の財産管理制度、亡くなった後の相続問題についても講義を行います。

講義科目

不動産に関する法務問題 司法書士業務の理論の概要と実務

信吉登記測量事務所 土地家屋調査士 所長
(担当)土地家屋調査士業務

信吉 秀起

のぶよし ひでき

略  歴

  • 平成21年から、京都土地家屋調査士会の会長を6年務める。
  • 日本土地家屋調査士会の制度対策委員として、様々な制度対策を実行してきている。
  • 立命館大学・京都産業大学で、講師経験を有する。
  • (公)京都府宅地建物取引業協会での会員実務セミナーの講師経験を有する。

講師抱負

不動産登記情報の有効活用で、顧客満足度向上ができるようなお話しをします。
境界(筆界)問題、所有権不明等の管理不全不動産問題等について、傾向と対策をお話しします。
これからの不動産取引の実務で使える、価値ある情報をお話しします。

講義科目

不動産表題登記 不動産登記情報の有効活用

大和不動産鑑定(株)京都支社鑑定部長(不動産鑑定士)
(担当)不動産鑑定評価(理論と実務)

村山 健一

むらやま けんいち

略  歴

  • 平成10年、全国的に支店がある業界最大手の大和不動産鑑定に入社。
  • 大阪・東京での勤務(鑑定業務)を経て、現在、京都支社鑑定部長の要職にある。
  • 地価公示等の公的評価のほか民間からの各種の評価案件を多数こなし実務経験は豊富である。
  • 国土交通省所管の地価公示の京都府代表幹事等の公職にもある。
  • 最近は金融機関等主催のセミナーの講師も多数勤めている。

講師抱負

1年間の講義で、先ずは、鑑定評価の理論(基礎)全体を体系的に理解し習得して頂きたい。また、実際の鑑定評価書を題材に講義をしますので、鑑定評価の実務の基礎についても学んで頂きます。

さらに、鑑定評価書の読み方(勘どころ等)・活用方法等についても説明(講義)しますので、理解して実践力も付けてもらえばと思っています。

講義科目

不動産鑑定評価 不動産鑑定評価の理論の概要と実務